金融庁「インターネット・バンキングによる預金の不正送金事案が多発しています。」を公表しました。

金融庁「インターネット・バンキングによる預金の不正送金事案が多発しています。」を公表しました。

令和元年11月19日更新金融庁

インターネット・バンキングによる預金の不正送金事案が多発しています。

メールやショートメッセージ(SMS等)を用いたフィッシングや、スパイウェア等の不正プログラムを用いた手口により、インターネット・バンキング利用者のID・パスワード等を盗み、預金を不正に送金する事案が多発しています。
(出典:警察庁HP「フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金被害の急増について(注意喚起)」)
 

【主な手口】

①SMS等を用いたフィッシング手口

・銀行を騙ったSMS等のフィッシングメールを通じて、インターネット・バンキング利用者を銀行のフィッシングサイト(偽のログインサイト)へ誘導し、インターネットバンキングのIDやパスワード、ワンタイムパスワード等の情報を窃取して預金の不正送金を行うもの。

②スパイウェア等を用いた手口

・何らかの方法でインターネット・バンキング利用者のパソコンにスパイウェアを感染させ、利用者の知らない間にID・パスワード等を盗取。当該ID・パスワード等を利用して預金の不正送金を行うもの。

こうした被害に遭わないために、

・心当たりのないSMS等は開かない。(金融機関が、ID・パスワード等をSMS等で問い合わせることはありません。そのようなメールが来た場合は、直接金融機関に問い合わせましょう。)
・金融機関のウェブサイトへのアクセスに際しては、事前に正しいウェブサイトのURLをブックマーク登録しておき、ブックマークからアクセスする。
・各銀行のウェブサイトにおいて、インターネット・バンキングのパスワード等をSMS等で求めないといった情報を確認する。
・表示されたウェブサイトのURLを確認する。
・パソコンのセキュリティ対策ソフトを最新版にする。
 など、十分ご注意ください。

(参考)

・金融犯罪にご用心!(全国銀行協会ウェブサイト)

https://www.zenginkyo.or.jp/hanzai/7316/
・フィッシングによるものとみられるインターネットバンキングに係る不正送金被害の急増について(警察庁ウェブサイト)https://www.npa.go.jp/cyber/policy/caution1910.html

相談窓口

○金融庁 金融サービス利用者相談室(平日10時00分~17時00分)
 電話:0570ー016811(IP電話からは03-5251-6811 )
 FAX:03-3506-6699
 インターネットによる情報の受付は、こちら
○警察
 電話:#9110(各都道府県警察相談ダイヤル)
○全国銀行協会 相談室(平日9時00分~17時00分)
 電話:0570-017109(IP電話からは03-5252-3772)

https://www.fsa.go.jp/ordinary/internet-bank_2.html

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